Solar car Race Suzuka 2000

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ソーラーカーレース鈴鹿2000 EV Class

August 5th 2000 Suzuka circuit


2000-8-5

予選に向けて準備完了。
レースは「気合と根性」ではどうにもなりませんが、まぁそうも言わずに 技術もないチームは「気合と根性」で走ります。 これが合言葉だからね。
イワモくん、気合充填完了!
さっさと行きましょう。
おぉー、すごいバトル!
と、これが決勝だったらそういうキャプションになりますが、 予選なのでタイムトライアルですから、全く意味なし。
追い抜くエボ顔。
ビッツは全開してなかったみたいです。 余裕を残しての周回。
というのも、今回から予選上位3チームの平均タイムの1.3倍までのタイムで 周回できないと予選落ちという規定ができたので、本気でビッツが 走ったらみんな予選落ちになってしまうので、ここは抑えていたようです。
花満開、春爛漫なマイクラ。
流し撮り、なかなかうまく撮れてるでしょう。
薄井さんのマーボー。
なかなか速いです。 そういえば、昨年のEVフェスティバルの予選ジムカーナで ホイールスピンさせていましたからね。 電池より加速重視の、まさにスプリント仕様、鈴鹿向きでしたから、 今年こそ本領発揮というところです。
藤沢さんのCR-X。
出だしはツインモーターの威力で速いんですが、まだツメが今一つな 感の残るコンバージョン。なにがって、藤沢さんが重いんッすよ... なぁんて言ったら怒られちゃうかな。
われらのプレリュード。
これが滅茶苦茶遅い。 どうしちゃったの?というくらい遅い。 変速なしの5:1の固定減速ギアだけなので、出だし遅いのは 仕方ないのだけど、それにしても遅い。
かたわれのマーチ。
まぁ、速くはないけど走ってる。 でも、大電流流せない病はカーチスのコントローラに替えても 直らなかった模様。 CVT使う以上、ここは課題ですな。
星崎さんトレノ。
やっぱ、86でサーキット走るならN1仕様のオバフェン欲しいですね。
一方、ソーラーカーは、ここぞとばかりの充電中。
若者たち、青春してるなぁ。
予選終了で帰還。
ちょっと落胆のプレリュード組。
ヘルメット無くて走れないっていう事態にはならなかっただけ 上等よ..とは言わないが、夏の間かけて苦労して改良を加えてきた だけに、悔しいところ。
「これが清水研の夏だよなぁ」と思いにふけるOB二人。 という感じの注文をしてポーズをとってもらいました。 背景のボケ味がグッドです。
一日レース充電無しなので、大急ぎで電池交換です。
といって、全部変えられるだけの時間も電池も持ってませんから、 予選は半分しか使ってなかったりするんですけどね。 電池替えるのは一仕事です。配線も並列に戻さないといけません。
総出で交換作業です。
端子にビニテを巻かなくてはなりません。
問題はこちらの99プレリュード。 予選でタイムがでなくて、規定では予選落ち。
なんで走らねぇんだぁー、と懸命の原因究明の結果死にかけ、というより ほぼ死んでいる内部抵抗が大きな電池が一つ混ざっていることが判明。 直列では一つ仕事をしないやつがいると、そいつに引っ張られてしまうのです。
原因が分かってから、決勝も走れるよう嘆願書。 せっかくこの日のために用意をしてはるばる神奈川から運んできたので、どうにか 走らせてもらうようにお願いする。
なんか、毎年嘆願書書いているような気もしないではない。
エボ顔の電池。
背の低い長細いタイプですから、JEVS規格のものでしょうか。
エボ顔も電池交換中。
今後も一日レースで電池交換が必要になったら、交換作業のしやすさも レースのうちに入ってくるかもしれない。 ZERO-1のように交換ができるようになればよいですが、ストッククラスの 箱車では難しいでしょうか。
ビッツも交換作業。
プリウス用と思われるNiMH電池モジュール。
無造作に置かれていますが、うーん欲しい... こんなにあるなら持って行っちゃっても分からない..なんてことは ないしなぁ。
小型ですが電圧が取れるので98eレーサーにぴったりなのです。 この電池が積めればアンダーステアも改善できるだろうし、ZERO-1に 肉薄することも夢ではない。
森先生のところのウィンディー。
バッテリーの搭載位置を下げるために、床切っちゃいました。 レース用に限ってしまえば、この方法が最善ですね。 ただ床切ってしまうとナンバー取るのは困難になってしまいますけど。
重心下げるという点ではBBF方式がベストな解決法かもしれません。 それに構造材としても機能しますからね。 ただ、電池の高さがあると床が高くなりすぎてしまいますから、 高さがあるほうが剛性はでますけど、クルマとしては成立しない。 スポーツカーみたいにサイドシルが高ければ、その部分に入れても 面白いと思いますが、慣性モーメント大きそう。 GMのEV1のように中央のトンネルに入れると重心位置に置けてよいですが、 人間が乗ること考えると、今一つなスタイルだよな。 それに、助手席と運転席が完全に分離するとオネェチャン乗っける人には 大問題だったりもする。 世の中すべて「何かと何かはトレードオフ」、「あちらが立ててれば、こちらは立たず」。

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[RealVideo] 鈴鹿ソーラーカーレース2000 EVレースリアルビデオ (34kbpsストリーム)

HTML by Shiro Matsugara