99 EV Conversion

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99年コンバート・合宿



今年はツインモーター

今年のコンバートカー、名前は99eと先についてました が、マイティーボーイ(マーボー)などの強力な候補を 押しのけて、ベースカーに決定したのは濱田君の乗っていた プレリュード。 ちょうど、エンジンの調子が悪く乗り換えで廃車にするところ だったので、これをベースとすることにしました。 リサイクルにもなるのです。
安物エンジンクレーンで、エンジン降ろし中。
なにせ、手順の悪いものですから錆付いたネジを 舐め、エキマニを外すのに一苦労。 エンジン下でマフラーをグラインダーで切り落として 外すはめになりました。
今年のコンバート作業は、日大生産工学部の氏家研との共同 研究ということで、日大習志野まで運びます。
98eは、ニッケンでクレーン付きトラックを借りて輸送。 荷台にはバッテリーが満載です。
97e(EV86)と、プレリュードは積載ローダーで輸送。
ローダー運転は、一人でやるには辛すぎる仕事なので、 交代でします。
宿は、習志野校舎の近くにある実籾校舎の「談話室」
ここが合宿中の家です。 みんな寝袋持参で、洗濯もこのとおり。
夜のレクリエーションにはプレイステーション。
本物の駅員はちゃんとコスプレで、「電車でGo!」
作業風景
今年は車が3台になり、同時に研究室の人間の数も増えているので、 担当の車輌を決めての分業制。 外の作業なので、雨が降ると困るのですが、困った作業後半の 最後の最後を除いて、天候には恵まれました。
98eのバッテリーケース(サイドポンツーン)の強度アップを図る 担当のイノっち(通称)
昨年の鈴鹿からバッテリーステーの強度不足は再三指摘されてきた ので、今年はその対策が98eの大きなテーマ。
プレリュードに搭載される、AdvancedDC#L91-4003直流直巻モーター。
プレリュードにはこれを左右の前輪に一つづつ、ツインモーター仕様 で搭載します。 よく使われるFB1-4001よりも、長さではそう変わりませんが、 直径はずっと細身のモーターです。
プレリュードは、バッテリーステーを作らないといけません。
バッテリーステーは、スチールアングルを組み合わせて溶接で 作ります。今まではアルゴンガス溶接だったので、溶接するのは 比較的容易でしたが、今年は通常のアーク溶接をマスターしないと いけません。 これがまた一苦労。
学食で昼食中。
平日は学食が開いているので、そこで昼食。 大きな大学だし、SFCの学食よりはよいだろう。 ただ、暑さのためジュースをたくさん買ってしまうのが よくないんだよな。
98eのもう一つのテーマ、「カウリング」をつくる
オープンクラスといっても、裸で走らせるわけにはいかないので、 皮を被せないといけません。
ある学生の実家が「段ボール」会社ということもあって、 98eのカウルは段ボール製に決定。 恐らく、世界初??
暑さのためか、意識不明?
ただ、居眠りしてるだけか?

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HTML by Shiro Matsugara