その2
日本車は?と見てみると、ありましたホンダのFCX。 外観は、EVプラスと同じようにボディにゲタを履いたロゴって感じ。 | |
おぉーと、これは「電気イス」だー! ではなくウルトラキャパシタを背負ったリアシートでした。 まぁ、略して言えば電気イスですね。 | |
こちらはインサイト。アメリカでは人気があるそうです。 ハイテクだし、アルミだし、格好も良いと思いますが、 日本では二人乗りのクーペというのがなかなか割り切れない。 やっぱり実用的に使うには普段使わないとしても4座欲しいよな、 ということになると、プリウスの方が検討対象になってしまいますよね。 アメリカという土地柄、2ドア・2座でも良いのでしょうから、 北米向きな車にはちがいありません。 | |
インサイトのドライブシステム。
お父さんが子供にしっかり教えています。 デトロイトは、自動車産業の街ですから住んでいる人も 多くは自動車産業に従事している人ということになるでしょう。 メカに対する興味というのは他の地域より高いのかもしれませんね。 |
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ダイムラークライスラーのブースのなかで、暗闇に置いてあった NecarIII。 写真撮るのも苦労しました。 説明もなく、放置状態という印象。 | |
こりゃ格好いいな、と思ったのが「マスタングGT」のコンセプトカー。 日本では自称車好きの人たちのヨーロッパ志向(信仰)が強いので、アメ車は バカにされがちですが、このマスタングって悪そうで格好いいんじゃない。 「格好よければアメ車だっていいじゃないかー!」と叫んでしまいますよ。 | |
マスタングGTも懐古主義的、レトロフューチャーなデザイン ではあるけれども、その最たるものが、この「サンダーバード」。 リンカーンの3.9リッターV8を積んだオープンカーだが、 50年前の初代サンダーバードのデザインを現代に復刻。 しかし、清水先生はこのサンダーバードがお気に入りだったとか。 そう、1950年代の初代サンダーバードは先生の子供の頃のアメ車そのもの。 私たちの世代の感覚では、マスタングGTまでしか追いつけませんね。 | |
いまの子供たちは、50歳を越えても「エンツォ」のイメージを追いかけるのだろうか? と考えるとビミョウ。そう言えば、私の子供の頃もフェラーリやらランボルギーニやらの スーパーカーブームがあったからね。スーパーカーはスーパーカーとして数十年 経ってもあんまり変わらない地位にあるみたいだ。しかし、エンツォを見ると、性能は F1テクノロジーで素晴らしいのかもしれないが、F1チックなノーズが変てこだなと、 個人的にはこの外装、ビミョウだ。 | |
私は、子供の頃からフェラーリよりランボルギーニ派のようだ。
やはりカウンタックの方が512BBなんかより、インパクトがあった。
今見れば、カウンタックは行き過ぎているように思えるけど、やっぱり
格好良かったのはカウンタックだった。 これは今も代わらないようで、エンツォよかムルシェラゴの方が好み。 ただ、エンツォが馬鹿デカイボディなのに対して、ムルシェラゴは なんとも貧弱。やっぱ、ムルシェラゴよかカウンタックなのかな? |
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下品な感じのスーパーカー好きには似合わない、ベントレーコンチネンタルGT。 これがW12のツインターボで、560馬力。最高速は300km/hを謳うスーパーカーなのだ。 しかし、お値段は2千万円ほどとベントレーの名前の付くスーパーカーとしちゃお安く、 金持ちのボンか、二号さんに買い与えられる上品な2ドアクーペなのかなと思うと、 世界にはそういう市場もありだろうと納得。 | |
お隣の
ミシガン大学ソーラーカーチーム
のブース。
このチームに入っている日本人のA君がKAZのバッテリーマネジメント について聞きにきたりして色々とお話しました。 日本では太陽電池はシリコン系が主流でしょうが、アメリカでは密度を稼ぐために ガリウム砒素系の太陽電池を使っているとのこと。 チームマネジメントも学生チームが行っているということ。 ソーラーカーの製作費というのは電気自動車のコンバージョンを作るより 桁違いにかかりますし、ガリウム砒素の太陽電池は高いですから スポンサー集めが大変でしょう。 |
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部品メーカーのコーナーに行きます。 ZFの2001年レギュレーション用のF1マシンのダンパーとクラッチです。 こんなに小さいのかー!とビックリ。 |
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Nexaの燃料電池ユニット。 スタックはバラードのようです。 | |
OvonicのSolid State Hydrogen Strage Canistersとなっていますから、 水素吸蔵合金の水素タンクということになるでしょうか。 | |
DELPHI製の、PoC SOFC APUということですから、 固体電解質型の燃料電池の補助電源ということに なるでしょうか。 | |
片付けの日です。
ブースをばらして、パレットを運んでもらい、 車をパレットに乗っけましたが、ここからまた運び出さないといけません。 ブースを作る職人さんたちのユニオンが強く、会場撤収に当てられている日程が緩やかなので、 なかなかフォークも確保できず。 アメリカという国は、非常に合理的な部分も表面的には見えながら、内部では 必ずしもそうではない。 極めて不合理な面を抱えているという二面性を見た気がします。 |
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HTML by Shiro Matsugara