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今回のテストの目的は、ホイールのリム幅の変更した新しいホイール でのテストと、新しいタイプの試作したタイヤのテストです。 主に官能試験による評価が中心になります。 場所は、宮崎にあるトーヨータイヤの試験場です。 ここは、日本でも古くからあるタイヤの試験コースの一つだそうです。 |
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上の写真で、ホイールが違うことが分かるでしょうか。
元は、ダイハツ車のディスク面のついたホイールでしたが、今回は ワゴンタイプのドレスアップなどに使われているディッシュタイプ です。 元はメッキタイプだそうですが、特注なのでシルバーに塗って もらっています。 スラロームでハンドリングをテストします。 |
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2号車も持ち込んでありますので、2つの車のセッティングの
違いによる性格づけを確認するということも、今回の目的の
一つになっています。
2号車は1号車と比べ、柔らかい足になっています。 |
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2号車にも、リム幅を広げたホイールを装着して試しています。 実験でいじるパラメータをホイールの違いだけを限定して、 評価を行います。 |
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館内さんもいらしています。
「ロール時の姿勢」も評価の対象になります。 |
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順番に乗って、それぞれが評価を行うことになります。 学生も、最後に乗せてもらい、評価の体験をしました。 |
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先生が、評価用に置いてあるアリストも、高級車の代表の一例として 試乗しています。 まぁ、ただの車好きの親父という感じにしか見えないでしょうが ....これも研究、研究。 |
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二つのルシオールのセッティングの違いには、人によって 好みが異なるようです。 どちらかと言えばガチガチに足が固められた1号車はGTカー的性質、 2号車はしなやかで柔らかく、スタビライザーがついていない分大きなロールが 柔らかすぎる感もありますが、街乗りには良さそうな性質のクルマです。 |
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試作のタイヤについても、同様に評価をしました。 |
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宮崎シーガイアがあるぐらい、暖かい地域ですから、 路面は結構な温度になっているでしょう。 陽炎の反射がすてきです。 |
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学生は、トーヨータイヤのテストドライバーさんの隣りに乗せていただいて、
タイヤテストの体験をさせていただきました。
いやぁ、仕事でクルマを操っているだけあって、タイヤの限界付近での
操縦は見事なものです。
こんな運転できたら、スゴいな。
でも、所長さんの話では、サーキットで速いとかそういう問題じゃなくて、 キッチリ同じタイムで周回するというのはうまいだろうということでした。 評価を行うには、再現性が大切ですからね。 |
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わが社...いや、わが研究グループの第一ドライバーの試乗です。 私も乗せてもらいましたが、正直いって、よく分かりません。 普段、タイヤ取り替えて乗ることなんてほとんどありませんし、 タイヤがどうのというのは気にしていなかったですから。 官能評価ですから、体感して言葉にする、このトレーニングがテスト ドライバーには必要です。 |
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いつも通り、トラックに乗ってお帰りです。
おつかれさん |
HTML by Shiro Matsugara