Luciole

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ルシオール君、ちゅーんを受ける


車幅が狭い、トレッドが狭いということは、ロールに対してシビアです。 今回は筑波のある研究所の周回路を借りてサスペンションなどの足回りの セッティングを出すためのテスト走行に出てきました。
トランクルームが見えますが、この車ではインバータなどでいっぱい になってしまってますね。 次の車ではコントローラ関係もBBF内に収めてしまいたいと清水さんは申して おりました。
車体を持ち上げて、ショックアブソーバーの交換中です。 かためのショックに変えて、どれくらい変化がでるかが課題です。
ブレーキドラムの後ろがDCブラシレスモーターです。 ホイールが13インチ、ブレーキドラムはそれより小さくて、 モーターはそれに隠れてしまってるのですから、モーターの小ささが 分かります。
パイロンを立てて、スラローム走行をしています。 ロール量はやはり大きめですが、それよりもロールを始めるタイミングの方が ドライバーにとって大切です。
一回づつテストドライバーの意見を聞いて、それを改良点として加えて いきます。 さすがに、プロのドライバーは体で感じることを伝えることがうまいですね。
ショックアブソーバー、タイヤの種類、タイヤの空気圧など、いろいろ設定を 変えてはテストしました。
テストコースの景色は、ご覧の通りきれいです。
私も高速周回路を一周運転させてもらいました。 いろいろEVも乗ってきましたが、ルシオールの加速感はピカ一です。 それに、普段は走れないバンクは楽しいものです。 風景が斜めになるのは変な感覚です。
ルシオールのスポイラーに張り付けられた太陽電池です。
ルシオールには、屋根とスポイラーに80Wの多結晶型シリコン太陽電池 がついていて、補助的にバッテリーへ充電を行なっています。 80Wの太陽電池ではたかがしれていると思いますが、計算すると年間1000km 走行分のエネルギーをまかなうことができます。 ただし、太陽が当たらないと発電しませんから、屋根つきの車庫に入れては いけませんよ。

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