EV School 1st

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EV手作り教室1期、最終回の模様です。

走らせるぞぉ

5回の教室を経て完成した、EVロードスター。 最終回にマツダの横浜研究所で走らせることとなりました。

真ん中にいるのが、今回の仕掛け人、舘内端氏です。 私たちは、舘内「尊師」と呼んでおりますが、どこかの尊師のように怪しいかというと、 EV病を撒き散らしている元凶でもありますからやはり怪しい?? とりあえず、「仕事も学校もやめちまえ」でEV教へ出家する人もおります。 私はまだ在家です。
これは、ちょうどロードスターが到着して磨いたり、配線したりして囲んでいるところです。 作業はいつもグループに分かれて順番に行います。
「あれぇー、動かねぇよ。どっか配線間違えたかなぁ。」
配線作業が終了しても動きませんでした。 どこも正常なので、どうもコントローラがだめらしいということで、予備のコントローラを持ってくるまで 生徒たちは待機。 プレスの方たちにも囲まれて、電気担当・藤沢さんハプニングに慌てる。 まぁ、後から分かったことですが、アクセラレータのマイクロスイッチが入ったままになっていて、 安全装置で電流が流れないだけだったようです。 そう簡単にコントローラが壊れてもらっても困ります。
やっと走り出したロードスター。 乗る順番はくじで決めました。 研究所の中だけなので、距離は短いのですがこの満足感はたまりませんね。 「スピードは出さないで下さいね」と言われていても、誰もがフルスロットル。 でも、そこにはB6エンジンの音はなく、チョッパの音だけ。 異様な体験です。
なにせ日本で初めてのことですから、プレスの方は多い。 生徒50人にプレス、こんな注目される中で運転するのも緊張します。 ただのロードスターですが、バッテリーの重量ですごいシャコタン。 もともとM2の開発用のクルマですから、足もノーマルではないのですが、 さすがに30個のバッテリーでは沈みますよね。 でも、ロードスターは車高を落とした方が格好いいですよ。
ハプニングのお陰で予定が狂って、試乗が終わる頃にはもう真っ暗。 でも、ちゃんとヘッドライトもつきますから安心してください。
最後に卒業証書をもらって、無事卒業。 もしロードスターがあのまま走れなかったら卒業できなかったなと考えると、 無事に走れてよかった。
このあと、ヤマテ工業のES600のスクーターや、エレクトリカーセダンも乗って ウキウキ気分。 電動スクーターって結構はやくていいですね。 でも電池切れには注意かな。 エレクトリカーセダンはただのスプリンターなので、見かけはどうってことないのですが、 トルク感は高級車ですね。 あと、左ハンドルは初めてだったので緊張しました。実際道の真ん中走ったけど。

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Shiro Matsugara