FIA Electro-Solar Cup Suzuka EV race

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コスモ石油カップソーラーカーレース鈴鹿’96 EVレースの模様です。

今年もやって来た鈴鹿、やっぱり暑いぞぉ

8月9日〜11日の週末、今年も鈴鹿ソーラーの日です。 今年も手作り教室一期の面々が鈴鹿へやってきました。 2期の方はなんと東京−鈴鹿をランサーで自走。そちらの方は EVニュースのページに載ってます。

ロードスターの方は今年はやることほとんどありません。 調子の悪いバッテリーを6つばかり交換したぐらい。 レースなのにメンテがほとんど要らないというのは信じがたいことですね。
今年の番号は92番。 このゼッケンをどこに貼るかというが唯一の問題です。 何せドアには大きな「EV Sports」というカッティングシートが貼られている し、剥がすとあとでまた何か貼らないと可哀相なので剥がすのは面倒だ。 でも、リアのフェンダーに貼ると、こんどはゼッケンが斜めになってしまうし... ということで、結局、ゼッケンの途中で切り目を入れることになるけど、 ドアの前からフロントのフェンダーにかけて貼ることになりました。
御堀さんのアドバイスを受け走る前の、今年のEVロードスターのドライバー井上さん。 (でも後ろ姿)
このチームの去年からの最大の違いは、何と言っても「ドライバーの軽量化」。 井上さんは、ホンダS600で何度も鈴鹿を走っているので、鈴鹿のコースに慣れているため 腕については最高に信頼がおけます。 井上さんいわく、EVでの鈴鹿の攻略法は1コーナーから2コーナーでいかにスピードを 殺さずにいけるかということ。 確かに、鈴鹿の東コースの裏は、あとはずっと上りですからEVでは踏みっぱなし。 2コーナーまでのスピードが乗っているまま走らないとタイムがでません。
予選を終えて、なんとロードスターはポールポジション、予選第1位です。
ポールポジションだと、レースクイーンがついてくれるのです。 このかわいいお嬢さんは、川上リサさん、22歳。 「コスモオイルソーラーギャル」って訳ですが、なかなか大変な仕事です。 なんせ、わたしらみたいな人間のいるところで、水着着て仕事しなきゃいけないんですから。 ううん、本人も気にしていたようですが、私も気になります、水着に付いてるその銀色の風船 みたいなの。
さぁ、なんか寄ってきましたよぉ。
いろんなものが寄ってきて記念撮影。
もちろん、舘内さんもやっぱり来てますねぇ。 こんな時、ただで済まないのが手作り1期生。 どこででも騒いでますが、レースクイーンと一緒に写真とくりゃ、こりゃもう大騒ぎさというところです。 「気になる所は撮影不可ですよ」ということで隠しております。
グリッドポジションの2位以下各車。 あまり、大きな展開の期待できるようなレースではないのですが、 ロードスターだけが後に述べるような理由により、レース展開を面白くしていたということだけ は言っておきましょう。 たった5周のレースですから、特に性能の差がはっきり出てるような現在では、予選の 通りの展開、くそも面白くないレースになってしまう可能性もあるわけですが、そこは メイクドラマ、ロードスターだけはやりますよ。
レース中のロードスター。
スタートで原因不明のスロースタートをしてしまい下位に転落してしまったロードスターですが、 3周目にはランサー、FTOに続く3位まで追い上げます。 それもそのはず、ロードスターがベストラップたたき出します。
しかし、ベストラップをたたいた次の周で、2コーナー痛恨のスピン!!最下位に落ちてしまいます。 結局最後は、最下位を免れましたが。 順位変動の激しいロードスターが一番モニターに映っていたということだけは確かです。
走りおわって、御堀さんに誉められる。「よくやった!!」
ロードスターが、レースを一番ドラマティックに走り、盛り上げていたのですから。 結局、ランサー、FTOの三菱1、2フィニッシュで、3位にはロードスターのスピンで たなぼたを拾ったE爺ビートル号が入りました。
ロードスターは唯一の17秒台で、レコード。 ロードスターはハコシャのEVとしてはなかで多分一番古いかもしれませんが、電池の容量は負けて ませんし、クルマももとがライトウェイトスポーツカーのですから性能としてはまだ十分いけます。 ポールは取ったし、スピンもしたし、やっぱ、レースはこうじゃなきゃ。

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Shiro Matsugara