その1
舞台に設置されたKAZ。
ジュネーブショウは3月1日からが一般公開日で、27日、28日は プレス招待日。 普段は柵を立てることになってますが、今日は柵もなし。 じゃんじゃん乗ってくださいというところですが、地下の クロークの前という普通のブースの場所でないため、 正直辛いところはある。 逆に、外套を着てきた人は2度前を通っていくといえば、 そうではあるのだけど。 |
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プレスキットを配る、「魔界から来た助手」大前さん。
ジュネーブにはオーストリア航空で来たそうです。
プレスキットは、プレスリリースに写真にCD-ROM、ポジの
スライドと盛りだくさん。
プレスデーがいいのは、相手も英語が通じること。 一般公開日は、フランス語かドイツ語が基本。 むしろ英語よりはイタリア語のほうが通用したりする。 |
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わがブースは、かなりプレスの人たちで盛り上がっていた。
というのは、SEATがお土産のカートつきカバンを目の前で
配っていたから。
折りたたんであるカバンを組み立てて...という作業場所が われらのブースである。 当然、後には取扱説明書などが散乱している。 ちょっと、顔をあげてみれば、「超変テコな」クルマがあるはずなのだけど、 それはとにかく一生懸命にカバンを組み立てる。 |
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さて、ブースを抜け出して地上にあがってみれば、
こんな様子。
ピニンファリーナのブースはこんな調子。 といっても、ただのアルファ置いてあるだけやんけ。 |
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マツダブースは、もちろんフォードグループの中。
今回発表されるクルマにはシートがかけられている。 後に分かったが、社長さんがシートに隠れている RX-8のプレス発表をしていたそうだ。 プレスコンファレンスに紛れ込んで参加していた学生の一人は、 「すごく感動した。」と感想を言っていた。 そりゃ、プレス発表のプロなのだ。 自分で原稿書いてるわけじゃないけどね。 |
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何かとお世話になったブリヂストンファイヤーストンのブース。
F1を2台も飾ってあるけど、部品メーカーはやはり会場の端の方に 追いやられている。東京モーターショウでもメイン会場では、 確かに部品メーカーは端の方。 東京モーターショウほど部品メーカーの出展はないように感じた。 もちろん、日本には部品メーカーが沢山存在しているから当然 といえば当然なのかもしれない。 |
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ボルボのコンセプトカー「SCC」。
カースタイリング誌に出ていたので、別のモーターショウで発表済みのモデル。 Aピラーのデザインが特徴的です。三角の波型の透明な板をはめ込んである。 視界の悪いルシオールのAピラーに欲しいところ。 「より良い視界が安全性を高める」というのがコンセプトのようです。 人間が目で見て判断して運転する限りは「より良い視界」は、確かに重要。 |
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階段を下りてもう一方のメイン会場。
日本メーカーはマツダ、スバルを除いて、主にこちらの会場。 |
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日産のコンセプトカー「シャッポー」(Chappo)
プレスデーには俳優さんが3人ぐらい来ていて、カメラサービス。 でも、この前日に見たときは、内装も剥がされていて、 若い技術の人が2人がかりぐらいで車内にもぐりこんで調整をやっていました。 コンセプトカーって大きなメーカーでも変わらないんだなぁと思う。 外装デザインは、「Bbか?」と思うけど、内装はなかなか可愛くて 凝ってます。オレンジ色もポップで素敵。 |
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で、横をみるとゴーン社長じゃないですか。
プレス発表しなきゃいけないので、プレスデーには当然 偉い人もやってくる。 いつも「何か苦いものでも口に入れているのか?」と思うほど 苦い顔している印象のあるゴーン社長ですが、やはり いつも通りの顔。 いまや、日本メーカーの社長さんの中では最も顔の見えている 社長かもしれないですね。 |
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日産の隣はホンダ、その隣はレクサス、その前はスズキ。
スズキの後ろは三菱、と日本メーカーがまとめられている
ジャパニーズコーナーです。
ホンダではストリームがぶった切られて展示されていました。 ここまで切ってあるのを見ると、カットモデル作るのは 楽しい仕事なんじゃないかなと思います。 |
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垣内女史と、そのシモベたち。
「ぞろぞろ歩くなよぉー」という注意事項がありましたが、 まぁ垣内女史にはお供の方々が必要か。 お世話係ともいう。もしくは、パシリ。 |
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我が研究室では、「LANCIAマニア」の存在比率が世の中での
比率に比べて驚異的に高い水準にあるため、ランチャブースも
いちおう覗く。
kの後継になるのでしょうか。真ん中に今回初お目見えのクルマ「Thesis」。 最近のランチャは、かなり先祖がえりしているデザインが多すぎるので 私には今ひとつな印象。 同じならFIATの方が格好良いです。 代わりに、ブースにいるオネェサンたちは 衣装も格好良かったし、キレイだったんですけど... |
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クライスラーには、アメリカ的に古臭いデザインの「CROSSFIRE」。
実際にはフロントより、リアのデザインがかなりグラマーで 印象的。 アルミフレームにカーボンボディーなので、作りはまるで ルシオール。 フロントの風防は2分割なのか?と思いきや、真ん中は ワイパーブレード。バットマンカーっぽくていい。 同じノスタルジックなコンセプトにしても ヨーロッパにはヨーロッパ風、アメリカはアメリカ風があって 面白い。じゃ、和風は?と聞かれると、そんなものがあるのか 疑問。 |
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みんなベンツは大好き。
ダイムラークライスラー社なので、お隣にベンツのブース。 Aクラスを無理やり伸ばしたAクラスリムジンが今回お目見え。 そりゃ、でかいドイツ野郎がAクラスなんかに乗れる訳がない、 という理由なのかどうかは分からないが、ベンツがこの小型車の 市場に乗り込んできたのだから、市場からは小さいクルマが 求められているのでしょうけどね。 |
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ついにお会いできました、E-Fourシステム搭載のエスティマ。
フロントにプリウスのハイブリッドシステム。 リアにはモーターだけを配置して、加速の手助けをしてくれる 賢いシステム。これでエスティマがミドシップからFFになった 甲斐があるというものです。 このクルマは、右ハンドル、ダッシュボードも すべて日本語表示の日本仕様でした。 ここの場所だけ、日本に戻ったかのような気分で不思議と安心。 |
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HTML by Shiro Matsugara